会長の一言

あったかギャラリー開館です!

 社長の川嶋です。

 本日はレッツとレッツデザインチームの企画・運営によるネットの美術館「あったかギャラリー」について、皆様にお知らせいたします。

 「あったかい会社」をめざしていきたい!そんな想いを込めて創りました。アマプロを問わず世界中からキラッと輝く素晴らしいアートを見つけて皆様に紹介してまいります。お仕事の合間にご覧いただき、心を和ませていただければ幸いです。

 それでは、少しくだけた口調で恐縮ですが、「あったかギャラリー」の理念や開館までのいきさつなどについてご案内させていただきます。

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 パパーン・パン!と花火が上がりました。ネットの辺地「みんなの独創村」に『あったかギャラリー』がオープンしたのです。

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  →ようこそ!あったかギャラリーへ



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村に美術館ができました!



 人知れぬネットの異郷にある開拓地「みんなの独創村」



 実はワタクシこそがその村の長(おさ)、自称「ノボ村長」であります。



  →みんなの独創村ってなに?



 このたび、FBワールドのアーティストの皆さまと、独創村の数少なき同士のお力により、この貧乏過疎村にもったいなき美術館を建設することができました。



 ありがとう! アーティストのみなさん、館長ゴリランジェロ、そしてリョウさん。



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村長は悩んでいました



 この村を開墾するきっかけとなったのは「リーマンショック」でした。私も会社もえらいショックでした。



 開拓をはじめたら半年も経たぬうちに、今度は3.11がやってきました。



 リーマン、津波、原発事故、その後の世相のあれこれで、私のか細い人生観が大きく揺さぶられました。



 振り向いてみたら、なんて情けない社会や仕事に成り下がっちまっていたんだろう。。。



 俺はいったい何をして来たんだろう。。。何らよき価値も創造せず。



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見つけた言葉は「アート」



 あれこれ考えました。



 このままじゃ「仕事」も「人生」も枯れてしまう。



 今の世の中を席巻している「儲け」とか「効率」とかの強い言葉に匹敵する言葉を見つけなければ。



 そして見つけた言葉が「アート」です。



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アートがめざすもの



 あらゆる「アート」には共通した要素があります。



 それは「人にとって善きこと」「人にとって美しいこと」を必ずめざしているのです。



 私は確信しました。



 「アートの心」こそが「仕事」ひいては「社会」の目的であるに違いないと!



 私たちは取り戻さねばならないと思いました。



 「仕事にも人生にもアートの心を」



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「アートの心」を広めたい



 あったかギャラリーは生まれたての赤ん坊です。



 これからしっかり育てていこうと思っています。



 どのようにして?



 それは、この「アートの心」に共感してくれる仲間を増やしていくことによってです。



 「アートの心」が多くの人々に充満していくなら、少しづつ良くなっていくはずです。



 仕事も、人生も、世の中も、きっと。



 館長のゴリランジェロ氏は大張り切りです。



 目が離せませんぞ~!



 日々、世界中から様々なカテゴリーのアートを見つけ、作家とコンタクトして、皆様に紹介していくんですから。



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どうぞ「バナー」をご活用下さい 



 私たちギャラりーの運営者は、多くの人にアートを身近に感じていただき、仕事や人生をともに豊かにしていきたいと思っています。



 「あったかギャラリー」のバナーを、自分の、あるいは会社や団体のWebページにご自由にお貼り下さい。(リンクフリーです)



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 バナーなどの画像ファイルを送ってほしい方、一緒に何かを企画したいと思われる方は、どうぞこちらからお申し込みください。



  →お申し込み・お問い合わせポスト

悪夢ふたたび

 社長の川嶋です。いつもお世話になっております。皆様のところでは今回の雨台風の影響はいかがでしたでしょうか?

 ゆうべわが家に避難勧告がきました。台風による大雨で宮城県涌谷町のわが家の地域が冠水したのです。3.11以来恐怖心が強くなり、不安な一夜を過ごすこととなりました。

 夜に会社を出る頃、台風による雨は激しさを増していました。東京での交通麻痺をカーラジオで聞きながらも、自宅付近がまさか水浸しとは考えてもいませんでした。

 自宅まであと百メートルくらいの道路でびっくり!道路の上30センチ以上の冠水です!

 車を止めるわけにもいかず、別な道まで抜けようと必死に車を走らせました。そのうち何かガーガーという異音がしてきます。

 (エンジン止まるなよ!)と念じつつ、なんとか自宅へ到着。。。

 わが家の敷地は、周辺よりも50センチくらい高いので庭はまだ冠水していませんでした。それでまずは一安心。

 ところが、なにやら懐かしき臭いが・・・くみ取り式便槽のマンホールからあふれてきたのです!自分の分身だから嫌ってもいられない・・・

 大雨の中、女房と漬物用の大きなポリバケツをかぶせ、ふたの周辺を砂利で囲んで応急処置です。ヤレヤレ・・・

 そうして30分後チャイムが鳴りました。玄関には消防団の方。「避難勧告が出ました。高台の涌谷中学校に避難したほうがいいいです」

 外をもう一度見れば、あっというまに水位が上がっています。

 だけど、うちはまだ大丈夫そう、それに二階もあるし、と思ってわが家に残ることにしました。

 3.11の時が頭をよぎり、懐中電灯やら、ろうそくの準備です。ところが懐中電灯は電池がきれかかり、ろうそくは細いのが少し・・・

 大震災以後、これらの品物が店になくそのまま買わないでいたのです。(あ~のど元過ぎればなんとやら・・・)

 そして今朝、ありがたいことに水は引いていました。ところが車を見れば、フェンダーの後ろのカバーがなくなっているし、そのほかにもはずれかかっているところがあるのです。

 古い車とはいえ、ここまで壊すほどの水圧がかかったんだと、改めてびっくりです。異音を立てながら何とか出勤し、さっそく整備工場さんに修理を頼みました。

 最近の和歌山や奈良の大水害、今回の中部や関東の大水害、同じ日本にいてもラジオやテレビでは実感があまりともないません。

 大水害と比べれば些細な水害かもしれませんが、それでも恐怖心を抱き、水害や津波の怖さを大いに実感することになりました。
 
 大震災の沿岸部の被災地では仮設住宅が腰までつかる浸水とのこと。やっと安全、安心を得られたと思ったら、またも災害。

 私もみなも「悪夢ふたたび」のゆうべでした。

 地震も原発も決して安心してはいけない!

 それを天は教えてくれたのではないでしょうか。

おれたちパエリアン!

 こんにちは、社長の川嶋です。
年の功なんでしょうか・・・エアコンなくても扇風機なくても案外平気で暮らしています。
 さて、あれこれ三陸支援のアイデアを考えています。

 先日新聞で見たスペインのパスタパエリアの記事、これは旨そう!地中海も三陸も海の幸じゃないか、オリジナルパエリアっていけるんじゃないかとひらめいたんです。

さっそく仲間が集まりこんな話になりました。
「三陸の食材や宮城の米、醤油を使って『新三陸しょうゆパエリア』をつくろう。これをレトルトにしてみんなの独創村で売ろう。売れなかったら俺たちが毎日食えばいい」

 ここまではいいんですが、さて私は生まれて一度もパエリアというものを食べたことがないんです。百聞はなんとかでさっそくきょう、古川のとあるレストランで相棒のくまさんと食べてきました。

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 いけるじゃない!彩りキレイで華がある。食材も自由にアレンジできそうです。まず初めての経験は成功です。

 さらにこんなものも取り寄せました。これは無印良品で通販している「炊き込みごはんの素パエリア」です。今晩もこのパエリアですな。

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 なぜパエリアかといえば海の食材ということもあるのですが、スペインでは一家の親父がつくる習わしらしいんです。だとすると親父と息子(娘も)が砂浜で一緒にパエリアをつくって食べるという絵がイケルじゃないですか。パエリアで深まる家族の絆ですね。

 ま~いろいろこれから試食して、次につくってみて、次にお祭りに出して、南三陸が復興し始めたら共同開発販売するとか・・と考えています。

 しばらくの間 おれたちパエリアン! で頑張ります。

あったかい被災地応援ファンド

 お久しぶりです。社長の川嶋です。

 本当に日本はいい国です。ボランティアさんたちは泥まみれで復旧を手伝ってくれました。今度は企業の復興をサポートしてくれる若い人たちが応援団に加わりました。彼らの心のこもった「小さな企業を助ける大きなしかけ」に頭が下がります。
 それは「セキュリテ被災地応援ファンド」のことです。


 このファンドは当初、名もない音楽家を応援し世に出すために作られたファンドだったそうです。今では小さなお金を広く個人から募り小規模だが良いものを作りたいと思っている零細、中小の企業や商店に出資する温かい心のマイクロベンチャーキャピタルとなっています。

セキュリテ公式HP

 特に今回企画された「セキュリテ被災地応援ファンド」は、出資金+寄付金の組み合わせという実によく考えた良いしかけです。既に多くの被災企業が出資を受けているようです。

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 代表のブログに自己紹介が書いてあります。

「【セキュリテ】当事者にして喫茶店店主、NPO代表にしてベンチャーキャピタリスト。37歳男の、血湧き肉躍る日常とその向こう。」


 6月23日の被災地応援ファンド説明会には地元沿岸部の皆さんが出資を募るために参加されています。一人一人の言葉が実に深くてグッと来ます。当日の様子ががブログで紹介されています。“何にもない”という無限の可能性

セキュリテの名前の由来 

私たちは、2001年に「music securities」という社名のもと、音楽ファンドという仕組みを使って、「もっと自由な音楽」を守っていくために設立されました。 

そして、これまでアーティストの自由な音楽への思いに共感してくださった個人の方から1口1万程度、合計80枚以上の音楽CDを作る事業を生みだすファンドを作ってきました。 

そして、もっと多くの音楽分野以外の商品やサービスを生み出すために、この仕組みを活用することができないか。 

そんな思いより、2006年から、レストランのシェフやプロデューサーによる開業資金を、そして2007年より日本酒の酒蔵が熟成させる純米酒を製造するための酒米購入資金を、それぞれの事業者の思いや技術に共感した個人から少額資金ずつ調達するファンドの運営を行ってまいりました。 

そして、2009年。 

金融資本主義が崩壊したこの年に、これまでの3つの分野におけるファンド運営のノウハウを活用し、さらにもっと多くの分野の事業を行う方がこの仕組みを使って頂くために、新しい資本市場として、「セキュリテ」をオープン致しました。 

あなたの大切なものを守り、未来をつくっていくために、セキュリテは、少しでも多くの個人と事業者の方の出会いの場となっていきたいと考えています。


 私も微力ながら復興支援策を日々検討中です。これだ!というのが来そうで来ない、今頭に汗をかいている毎日です。火曜には仲間が現地へどんな復興支援が必要か、このファンドから出資をうけている会社の社長さんの話を聞きに行く予定です。

「孫さんに共感しました」

こんにちは、社長の川嶋です。kawa-mini.jpg
孫正義さんが私財10億円を投じて「自然エネルギー財団」をつくると
いうニュースが昨日マスコミで紹介されました。
私は孫さんに「会社人」ではなく「人間」としてとても共感を覚えました。
その計画をさっそく政府に提案している映像が友達から来ました。
本当に真剣で、未来の幸せを目的にした大きな構想ですので、
皆さんにもぜひ見ていただきたいと思いこのブログに載せました。
<孫正義講演 「復興に向けて」>
http://www.ustream.tv/recorded/14153702?lang=ja_JP

これを送ってくれた友人のコメントです。
「すばらしいプレゼンテーションですね。
一般人の目線でしかも経営者としての視点、政策を変えさせる資料の
活用の仕方、頭の低さ、目線、しゃべり方、さすがですね。
自然エネルギー財団を私財を投じてやると宣言しましたが、
東日本ソーラーベルト構想にはまいりました。スケールがでかい!」
実は孫さんがこの構想を具体化するきっかけとなった心の体験を
語った映像もあります。私はこれを見たとき泣きました・・・
<孫正義 原発問題について熱く語る >
http://www.toychan.net/archives/2011/04/04_1415.php/

これが4月4日、そしてその二週間後には今回の構想!
ふたつの映像で彼が繰り返す言葉がふたつありました。
「私は本当に無知だった」
「私は腹をくくりました」
私も今日から58歳です。今まで「会社人」として遠慮が多かったの
ですが、もうこんな歳。
これからは、一人の「人間」として考え発信していかなければ
私の存在価値などどこにあるのだろう・・と孫さんの映像を
見て強く感じています。

温かいご支援ありがとうございます

社長の川嶋です。
このたびは、未曾有の大地震に遭遇し、皆様方には多大のご迷
惑をおかけ致しております。
幸いにもレッツ本社には電気水道等も回復し通常業務再開に向
けて、一生懸命復旧作業中であります。
昨日、本社の電話が回復したことを機に、皆様方からご心配の
連絡と、温かいご支援の言葉を多数頂戴いたしました。
本当にありがとうございます。私も電話口で思わず感涙致しま
した。
さて、復旧状況についてお知らせさせていただきます。
本社にはライフラインが復旧いたしましたが、インターネット
はまだ回復いたしておりません。
そのためメール等も使えず、現在、ポケットwifi等個人の通信手
段を使って何とかコミュニケーションを保っているという状況
です。
さらに、弊社近辺をはじめほとんどの地域はまだ停電断水が続い
ており、水や食料の確保に私たちも困難を極めております。
特にガソリンが底をつき、会社への出勤はおろか、水運搬なども
できない人が多数というところが実態でございます。
かくいう私も地震以来着の身着のまま、暖房なしでろうそくで
暮らしている状況ですが、娘の車にガソリンが多く残っていた
おかげで、こうして会社にこれます。
しかし、あと何回来れるか不安な状況です。
また、会社にくるのは約五六軒の近所や知り合いに水を供給す
る目的にもなっており、業務は正直二の次にならざるを得ない
のが実態です。
この様な状況も海岸部の方々からすれば天国のようなものであり、
私たちも仲間の救済にどうすれば役に立てるか必死に考え中でも
あります。
現に、私の家の隣には南三陸町から危機一髪で脱出できた方々も
身を寄せられており、幸運といいながらも暗い顔で過ごしており
ます。
長くなりましたが、本社機能復活に近いというアナウンスを行
なってはおりますが、かような状況で営業活動やユーザー様の
サポート等において十分な対応を致すことがいまだ困難な状況に
ありますことをご理解いただき、予定調整やサポート対応につ
いての変更などにご協力をいただけます心からお願い申し上げ
ます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

「みんなの誕生日」

こんにちは、社長の川嶋です。
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わが家の孫話で誠に恐縮ではありますが・・しばしお付き合いを。
2月25日は孫娘が1歳の誕生日です。
これを機に私は一大決心をしました。
それは、孫娘が20歳になるまで、毎年の誕生日には絵画を贈ろうと
いうものです。
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写真はお兄ちゃんと遊ぶ孫娘です。
それで少し前倒しではありますが、先週行きつけの画材屋さんの
ギャラリーから、またもお得な逸品を買ってきました。
小さい絵ですが、赤い色のメリハリがきいてて重い額縁に負けません。
これでたった?の3万5千円です。(画廊だと桁が違います)
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さて、ここからがタイトルの内容です。
少し大きくなったら孫娘はこう言うに違いありません。
「どうして私のプレゼントが家の飾りなの?」
私はこう答えようと思っています。
「それは、なおちゃんはお母さんとお父さんがいたから生まれたし、
お母さんやお父さんもおじいちゃんとおばあちゃんがいたから生まれ
たんだよ。だから、なおちゃんの誕生日はみんなの誕生日でもあるん
だよ。だから、なおちゃんもみんなも楽しめる誕生日祝いを贈ったん
だよ。」
少し無理があるかな?
と思って、実はもう一つ贈り物の絵本も買いました。

「熱〜いココア」

こんにちは、社長の川嶋です。おひさしぶりです。
熱〜いココアが大好きで、たまにモスに行きます。
ファーストフードは苦手なので、いつもココアだけです。
ある日、若い店員さんが運んできてくれたココアが少しぬるかった
ことがあります。その旨やんわりと話したら、次からは熱いココア
が出るようになりました。
最近、久しぶりにその若い店員さんが運んできました。
そうしたらどうしたわけか、ほんのちょっといつもよりぬるめの感じ
がしました。
でも許容範囲内なのでおいしく飲んでましたら、年配の女性店員
さんがやってきて「お客様、温度はいかがでしょうか?」と聞くの
です。「あ、大丈夫ですよ、でもいつもよりほんのちょっとぬるめか
な」と答えました。
そして今日行ったら、なんとココアのカップに陶製のふたが付い
ているではありませんか。これなら熱々のままです。なんて改善
が早いんだろうと感激しました。
やはり職場というものは、幅広い年齢の組み合わせが必要だな
と感じました。若い人のテキパキさと、年配の人の気配りがそれ
ぞれのウィークポイントをカバーしあえるんだなと思うのです。

「熱望!シルバー製品」

ゆうべ87歳の父から電話がありました。
「テレビが映らなくなった」というので、帰りに寄ってみました。
最近買ったばかりのテレビなんですが、私もどこにスイッチがあるのか
全然わからず、父と一緒に懐中電灯で照らしながらあちこち探しました。
約5分後、テレビの黒い外枠に、同じ黒い小さなボタンが、突起もなく
埋め込まれているのをようやく発見しました。
見つけるのにこんなに苦労するなんて・・・
私もシルバーになったと思うべきなのでしょうか?
2-3日前にはこんなこともありました。
新しいテレビなのに父は爆音を出して見ていました。
耳の遠い父にはとても聞きづらいんだそうです。
そこで電池式の手元スピーカーを買ってあげたら、これが効果的でした。
しかし、充電単4電池の充電機のプラスマイナスが白地に白文字で、
父には見えず、しかもとても入れにくいものでした。
その日は天井の蛍光灯にも苦労しました。
照明ケースの開け方がどうにもわからないのです。
これじゃ年寄りが新しいものを買いたがらないわけです。
最新の機器はどれも機能が増えたせいとコストダウンのせいで
お年寄りにはますます不便なものになってきています。
不景気の中、唯一購買力のあるシルバー層に対してもう少し配慮した
機器や専用操作ボックスのオプションなどをつくればいいのにな、と
強く感じた次第です。
私たちの製品も教訓にしていきたいと思います。

「読書の効用」

こんにちは、社長の川嶋です。
休日には近くの食堂喫茶ボスコロで読書することが多いんです。
というのは、この写真のように、この店には旧い文学全集や、60年代
から70年代の雑誌やらレコードやらレトロがいっぱいで、とても落ち
着くんです。
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さて、そんなレトロの中にも最近の小説などもあって、私は今この店
で「1Q84」を読んでいます。これを「あいきゅーはちよん」と読んで会
社で笑われましたが・・
今2巻目に入ったんですが、あとどれくらい通えば読み終わるんだろう
と思って、1ページ読む時間を計ってみたら30秒でした。
その日の晩、こんどは寝床で「ガニメデの優しい巨人」というSFを読ん
でいたら、えらく時間がかかるのでこちらも時間を計ってみたら1分かか
ります。
どちらかといえば空想科学小説の方が早く読めそうな気がするのです
が実際は逆でした。
そのわけは、「1Q84」は設定が1984年ですし登場人物もほぼ私たち
と姿格好が同じなのでイメージがすぐ浮かぶのですが、「ガニメデ」の
方はなんと2500万年前のエイリアンやそのロケットなどが出てくるので
イメージ作りに頭が必死になっているためでした。
その日、この年にして初めて読書の効用を悟りました。
時間をかけて、いままで見たことのないことをあらゆる経験から想像し
ていくこと、その「想像力」という貴重な能力は読書だけが私たちにもた
らすことができるんだと。
「読書の効用は多読にあらず、読書の効用は精読にあり」
織田作之助(「夫婦善哉」の著者)も同じようなことを言っています。
「僕は繰り返し読む百冊の本をもっていることで、満足しているのである」

「i-padの記事」

こんにちは、社長の川嶋です。
土曜日の河北新報に、こんな記事が掲載されていました。
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いよいよi-padは個人のツールから仕事のツールにもなってきたようです。
何となく、パソコンが出始めの80年代初頭の頃を思い出します。
あの頃は個人がワクワクといろんなソフトを作り、仕事にも活かしていた時代でした。
その流れがパソコンが仕事の主役となった現在の世界につなっがっています。
予想よりはるかに早く、パソコンの新しい時代が到来しそうな予感がします。
とてもワクワクします。私も何かしてみたいなと強く思います。

「頭も筋肉だった」

こんにちは、社長の川嶋です。
いよいよ飲みすぎ、食べ過ぎでメタボが心配な季節がやってきましたね。
そんな皆さんに朗報!私は頭は筋肉であるということを発見しました。
それは、頭を使うと内臓脂肪が減るということです。
実は、私は昨年の秋の健康診断でメタボギリギリという結果でしたので
一念発起、身体改善に乗り出しました。おかげさまで今年の健康診断は
メタボよさらば、でした
その改善の一番の兵器はタニタの精密体重計でした。
これに朝晩乗って測るだけで、自分の気持ちに自動制御が働くのです。
そんなこの頃、ふと変な測定結果にアレッ?と思いました。
運動もしない、食事もいっぱい食べた、でも次の朝測ると内臓脂肪が
減っている。
よく考えてみるとその日は頭をとっても使ってました。
それもこれから始める新しいことに対してあれこれ想像力を駆使してい
ました。
きっとこのせいにちがいない!
頭も筋肉なんだ、と悟ったのです。
その根拠は、床屋さんで聞いた話で、お医者さんが話していたらしいの
ですが、仕事でどんなに体を使っていても同じ動作だけならほとんど運
動効果はない、違った筋肉を使って、しかも1回20分以上継続して、
はじめて運動になるんだということです。
それは頭にも言えるんだということを私は発見したわけです。
逆に言うと、それだけ頭を使ってなかったということですね・・・・
なお、学問的裏付けはちっともありませんのでご了解を。

「スイカとコーヒー」

こんにちは、社長の川嶋です。
仲間のデザイン会社で昨日撮った写真です。
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土のように見えるのはドリップした後のコーヒー粉、
そこからひょろひょろ生えているのはなんとスイカの芽らしいです。
夏に事務所で食べたスイカの種をここに吐いたら芽が出てきたそうです。
笑えるのはその後で、なんとここの住人は冷たくなったコーヒーの残り
を水がわりにかけているのでした。
そのうちこの会社では稲まで栽培するのではと想像し笑ってしまいました。
世は自給自足に近づいているのかもしれません。

「不思議なパラソル」

社長の川嶋です。
仙台で不思議な金属体を発見しました。
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たばこ吸う人用の機械かな?
と思ったら、実はこれはパラソル型屋外ストーブでした。
上から遠赤外線が来て、とても暖かい!
しかもこのお店では、ケットも貸してくれました。
身近なところに独創はいろいろとあるものです。
この製品のメーカを調べてみたらやっぱりユニーク。
おもしろい内容がサイトにありましたよ。
http://www.silkroom.co.jp/yumekobo/gallery/index.html

「秋の半日」

こんにちは、社長の川嶋です。
文化の日は近場の大和町で「秋の半日」を満喫しました。
先月「私の隠れや」で絶品きのこ蕎麦を紹介しましたが、時は秋の
真っ盛り、もう禁断症状が出て出発、権現茶屋で新きのこをたっぷ
りと堪能してきました。
その権現茶屋から約1キロ、またまた隠れや「アリスの庭」があり
ます。他のみんなには秘密ですよ〜
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小さなお店を小柄なお母さんがひとりでやっています。
庭は「ターシャの庭」のように広く、自然に草花を咲かせています。
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手作りのビーフシチューやケーキがおいしい!
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さらにアリスの庭から約3キロ山奥に「滝ノ原温泉」(実は冷鉱泉)
があります。宿の名前には「温泉割烹○○」と書かれています。
山奥の割烹とは何とも風流なことです。ここの風呂から少し早い紅
葉を撮りました。
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昼に家を出て夕方帰宅、癒しの「秋の半日」となりました。

「手帳の話」

こんにちは、社長の川嶋です。
本屋さんでもう来年の手帳を発売していました。
あっという間の1年ですね!
ここ数年、その本屋さんに手帳を買いに行ってましたが、
私の定番手帳が取り寄せではなく、店頭に最初から並べられて
いたのは今回が初めてです。
ようやく私が固定客として認知されたということでしょうかね。
少し嬉しい気がしました。
さて下の写真は、私が社会人になってから今日まで使った手帳
のすべてです。
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社会人になりたての頃の手帳も、開いて読んでみるとそのときの
ことがはっきりと思い出され、とても懐かしい思いがします。
しかし、実は手帳は2冊足りないのです。
それは、94年から95年の2年間、電子手帳ザウルスを手帳にして
いたのですが、壊れてデータがパーになってしまったのです。
あらためて「紙の文化はすばらしい!」といわざるを得ません。

「小さな会社」

こんにちは、社長のカワシマです。
小さな会社はいいものだなとつくづく思います。
大きい会社は、姿が見えずけっこう欲張りな株主さんのご機嫌を
とるために利益至上主義です。
そのため、皆でいつまでも「効率化!効率化!」とお題目のように
唱え続けます。
いつのまにか仕事の目的は「効率化」になってしまったようです。
上から下まで、まるで「効率教」の信者のようです。
反面小さいところは「どうしたら人に喜んでもらえるかな」とか
「どうしたら楽しく仕事できるかな」とか、そんなことを大事に
していけます。
新しい喜びや楽しみの価値を生み出し続けることこそ、仕事で一
番大切で、しかも自分にとって嬉しいことではないのかな、と私
は思っているのですが皆さんはどう思いますか。
私は「あらゆる場所の様々な創造」つまり「みんなの独創」こそが、
仕事と人生を重ね合わせられる大事な考えだと思います。
そして独創が貧しくなったときに、人はロボットのように性能を
競うだけの冷たいものになり、会社も業績が低迷していくのでは
ないでしょうか。
「効率教」に対抗して、こちらは「独創教」でしょうかね。
さて、どんなところにも独創はあると思いますよ。
たとえばお母さんが毎日手作りの料理を工夫している「独創教」
なら、子供は健やかに育つでしょう。
もしお母さんが冷凍チーンの「効率教」なら子供はどんな影響を
受けていくでしょうか。いくら立派な家に住んでいても貧しい心
になっていくのではないでしょうか。
仕事も会社も生活も人生も、もともとはくっついていたはずなの
に、いつからなのかずいぶん重なりが狭くなってきました。
この重なりを様々な独創で回復していくことこそ、トップのもっ
とも大事な仕事だなと強く感じている今日この頃です。

「床屋さんの話」

こんにちは、社長のカワシマです。
今日は宮城は雨降り、早朝は雷がゴロゴロと鳴って目が覚めました。
さて、私は今いろいろと楽しい仕事の企画を練ってまして、まもなく
ユーザーやパートナーの皆様にお披露目する予定となっています。
そのひとつに「みんなの独創村」というのがあります。
「私たちのために仕事がある」という観点から、仕事と私たちの幸せ
について皆で模索していこうという趣旨のおもしろい村つくりなんで
すが、それにちなんで身近な「ためになる話」を紹介します。
それは私が月一回23年間通っている床屋さんの話です。
お父さん、お母さん、長男の三人でやっているこの小さな床屋さんは
お父さんで4代目とのことで、床屋さんの老舗です。
お父さんは横浜で修行、そのころは10畳間に10人の住み込み暮ら
しだったそうです。
長男も東京で数年修行し、10年前にこの店に戻りました。
この長男が仕事では、毎日一緒に暮らしている父親に「よろしくお願
いします」と、必ず最後のチェックをお願いするのです。
もちろん仕事中の会話も、生徒が先生に対するようなとても丁寧な言
葉つかいです。
しかも、10年にもなるのに私の髪のカットはまだ許されず、洗髪や
白髪染め、ひげ剃りなどをしています。それも何年かかけて段階的に。
カットの間は毎回父親の横に立って、真剣にその手つきを観察してい
ます。10年間もですよ!
決して手抜きをしない、親子であっても先生と弟子の関係を忘れない、
何年もかけて段階的に技術を伝承させる、これらは今の世では失われ
つつある驚くべき職人のモラルです。
私は、いい床屋さんに恵まれたものです。
そして、身近なところに「人生の先生」はいるものだな、とつくづく思い
ます。

「絵画の贈り物」

こんにちは、社長のカワシマです。
先日、娘の新築祝いに絵画を贈りました。
絵画は好みやら飾る場所やら値段やら様々です。
なので、とても難しい・・・
けれど、久しぶりにいろんな絵画を眺めて、とても楽しい贈り物選びで
した。
私が買ったのは仙台の老舗の画材屋さん「青葉画荘」というお店です。
二階にこじんまりしたギャラリーがあって、画材が専門なので絵の価格
はとてもリーズナブルなのです。
二点買って合計たった(?)4万9千円でした。
そのひとつはこの6号の油絵です。
花 (2).jpg
もうひとつはA4くらいのリトグラフです。
鳥.JPG
実は私は20代の頃、画商を夢見て高級絵画を取り扱う画廊に2年間働
いていました。
買った絵を娘の家に飾りながらその頃のことを思い出しました。
お客様の家に絵を飾るとき、お客様と一緒ワクワクしたり感動したりし
たものです。
絵を売りながら、私自身が良い絵に育ててもらったなという感じです。
今の仕事でも、そのような感性を社員に育てていかなきゃな〜 と、
つくづく感じました。
ちなみに私がほしいなと思ったのはパステルと色鉛筆のこの絵でし
たが、けっこう有名な方でしたので非売品でした。
(実はそれで安心しました・・・この貧乏性は何とかしないとね)
風景.JPG

「私の隠れや」

こんにちは、社長のカワシマです。
隠したいけど話してみたい、隠れや情報は実に痛し痒しです。
でも、いくつかあるうちの一つならいいかな?
今回ご紹介するのは、高崎君の住む町にある蕎麦屋さんです。
(とはいっても彼の自宅とはだいぶ離れているようですが)
それは大和町吉岡から南川ダムに行く途中、吉田地区にあります。
名前は「権現茶屋」といいます。
ここの「きのこ蕎麦」は絶品です!
きのこ蕎麦.JPG
小ぶりのようで底が深いどんぶりの中には、7種類の大きなきのこ、
2-3種類の山菜天ぷら、野生の姫竹が甘くしょっぱい濃厚な蕎麦つ
ゆの中に隠れています。
そして主役は山形系の蕎麦、黒く平たく、短めで、少しくびれて、
いかにも山奥の風情たっぷりです。
私はこの蕎麦が大好きで、今年の35度を超す炎天の日も、きのこ
蕎麦を大汗かいて食べました。
「ズズ・・ぐにゅ、ぐにゅ・・」という腰のある蕎麦の弾力!
「ザク・・ハフハフ」という山菜天ぷらの歯ざわり!
「コキッポキッ」とうタケノコの感触!
ああ。。今日も食べたいな・・・