可変圧縮比&火花点火制御圧縮着火

こんにちは、レッツ本社の大平です。

最近、車の動力の進化は、最近はモーターやらバッテリーやら、、となっており、
従来のガソリンエンジンは過去の技術のように思われがちです。
しかし、近年でもガソリンエンジンは進化を遂げているのです。

例えば日産のVCターボエンジン。
こちらは、可変圧縮比と呼ばれる技術を世界で初めて実用化しました。

こちらをご覧ください。

https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/vc_turbo_engine.html

理論自体はだいぶ前からあったものですが、耐久性や振動、エネルギーのロスなど
の様々な課題があり、実現には20年くらいかかったそうです。

「技術の日産」を謳うなら、こちらをもっとアピールしたらいいのにと思います。

 

そしてマツダのSKYACTIV-X、こちらはSPCCI(火花点火制御圧縮着火)と呼ばれる技術を実用化したエンジンです。
エンジン一般に言えることですが、いかに圧縮比を高められるか、というのがひとつの課題です。
無闇に高めてもノッキングが発生してしまう、低すぎると効率が悪い。

SPCCIは、ディーゼルエンジンと同じような圧縮着火の仕組みを、火花によって制御するという技術です。
これにより、ディーゼル並みのトルクと、ガソリンエンジンの伸びの良さを実現したのです。

こちらをご覧ください。
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/driving/skyactiv-x/

両方とも素晴らしいエンジンだと思いますが、恐らく発展途上だとも思います。
5年後、10年後には進化を遂げてもっといいエンジンになっていることでしょう。

 

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

5 × two =