「読書の効用」

こんにちは、社長の川嶋です。
休日には近くの食堂喫茶ボスコロで読書することが多いんです。
というのは、この写真のように、この店には旧い文学全集や、60年代
から70年代の雑誌やらレコードやらレトロがいっぱいで、とても落ち
着くんです。
bosukoro.JPG
さて、そんなレトロの中にも最近の小説などもあって、私は今この店
で「1Q84」を読んでいます。これを「あいきゅーはちよん」と読んで会
社で笑われましたが・・
今2巻目に入ったんですが、あとどれくらい通えば読み終わるんだろう
と思って、1ページ読む時間を計ってみたら30秒でした。
その日の晩、こんどは寝床で「ガニメデの優しい巨人」というSFを読ん
でいたら、えらく時間がかかるのでこちらも時間を計ってみたら1分かか
ります。
どちらかといえば空想科学小説の方が早く読めそうな気がするのです
が実際は逆でした。
そのわけは、「1Q84」は設定が1984年ですし登場人物もほぼ私たち
と姿格好が同じなのでイメージがすぐ浮かぶのですが、「ガニメデ」の
方はなんと2500万年前のエイリアンやそのロケットなどが出てくるので
イメージ作りに頭が必死になっているためでした。
その日、この年にして初めて読書の効用を悟りました。
時間をかけて、いままで見たことのないことをあらゆる経験から想像し
ていくこと、その「想像力」という貴重な能力は読書だけが私たちにもた
らすことができるんだと。
「読書の効用は多読にあらず、読書の効用は精読にあり」
織田作之助(「夫婦善哉」の著者)も同じようなことを言っています。
「僕は繰り返し読む百冊の本をもっていることで、満足しているのである」

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