「蕎麦二題」

こんにちは、社長の川嶋です。
蕎麦と鮨を食べるときほど日本に生まれて良かったと感じることは
ありません。
私には蕎麦にまつわる思い出深い話がふたつあります。
その1「ふつうの蕎麦や」
伊豆の修善寺に行ったときの話です。
テレビでも放映されたとても有名な蕎麦やがあると聞きました。
やっと見つけたその店の名は「ぼ○○○○ん」
店の前には行列ができていましたが、せっかく探し当てたのだから
とその店に向かって歩いていましたら、その店の近くに変わった看
板を発見しました。
「ふつうの蕎麦や」という看板なのです。
ここも蕎麦やのようですが、意味もわからず「ぼ○○○○ん」へと
進み、待つこと一時間、やっと蕎麦にありつけました。
素朴な古民家で美味しい蕎麦でしたが、盛りが少しで、つまみを
1−2品、ビールも1本頼みました。
さて精算、何と・・・二人で7000円くらいなのです!
来た時と同じ道を帰りながら「ふつうの蕎麦や」の看板を見て、
女房と顔を見合わせ「なるほど」と納得しました。
その2「ダッタン蕎麦パン」
ダッタン蕎麦パンは、朝食に5年以上も食べています。
ダッタン蕎麦粉と小麦の全粒粉、クルミをリンゴジュースだけで
こねた黒いパンです。
甘くもないし、ふんわりもしていないので私以外は食べません。
少々値段が高いので、実は大助かりです
さて、このダッタン蕎麦粉は中国雲南四川省、海抜3000m、澄んだ
空気とキラキラ輝く太陽のもと、少数民族「彝族(イ族)」が栽培し
ているということです。
以前、中国の農薬問題があったとき心配で、ネットのお店へメール
したところ丁寧な返事が来ました。
「お問合せ、ありがとうございます。
また、弊社韃靼そばの大ファンとのこと・・・
大変光栄で、とても嬉しく思います。
ありがとうございます。
ご質問いただいた、韃靼蕎麦の残留農薬についてお答えします。
弊社が取り扱っている韃靼蕎麦は、中国雲南四川省の山奥、イ族と
いう少数民族が栽培しているものです。
この地域は、貧しい地域ですので、農薬はとても使えず、自然農耕
で育てられています。」
貧しいゆえに農薬は買えない、それが食の安全につながっている、
少々複雑な気持です。
経済成長著しい中国、その影響がダッタン蕎麦に及ばないことを願
うばかりです。
dattan.jpg

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