こんにちは、川嶋きぬ子です。
昨夜はCOOPの文化鑑賞会があり、「坂本冬美ショー」をみてきました。
歌手は夢を売る商売だとつくづく思いましたね。
舞台も着物も美しくあでやかの一言で、歌のうまさは言うまでもありません。
楽しみにしていた浪曲歌謡もあり楽しめました。
ラスト2曲、「夜桜お七」と「火の国の女」は圧巻でした。
思わず、掛け声をしたくなりました。
「いよっ、日本一!冬美ちゃん」
トークも楽しかったですよ。
こんなことも話していました。
3.11の震災直後から、お母様が冬美ちゃんの携帯へ
毎日のように電話をかけてきては言ったそうです。
イチローさんは○億、誰それは○億、あんたはどうするのと。
冬美様は考えたそうです。
自分にできることはみなの前で歌をうたうことだと。
それからはスケジュールを調整しながら被災地を訪問しては歌をうたい、秋からは
「まだ君に恋してる」の印税を全額被災地の寄付にあてているそうです。
また、秋の台風で出身地の和歌山県が甚大な被害を受けたことにも
心を痛め、支援していることを話していました。
「えらいよー。えらいね、冬美ちゃん!」
幕が降りれば非日常の世界からすぐ日常の世界に戻ってしまいましたが、
歌のうまさに堪能し、夢をみたひとときでした。