震災の残したもの

伊藤です。
この度の震災で被災した皆様に心よりお見舞い申し上げます。
不運にもお亡くなりになった方々の心からのご冥福をお祈りいたします。
実は翌日、女川町で「かに祭り」なるイベントが開かれるということで、行くか行くまいか迷っていた矢先でした。
1日ズレていたらと考えると…。
震災は大きな爪痕を残しましたが、生き残った人たちが得たものも大きいかも知れません。
●ご近所さんA
震災当日に灯油ストーブを『子供が居るから貸してあげるよ』と貸してくださいました。
本当に本当に助かりました。お陰で余震の中も寒さに凍えず過ごせました。
ストーブを返しに行った際は温かい笑顔で迎えてくれました。
●ご近所さんB
震災後もちょくちょく顔を確認しに来てくれました。
炊き出しの場所も分からなかった我が家にわざわざ足を運んで頂き、案内までしてくれましたね。本当にありがとうございました。
買ってきて頂いた肉団子、本当においしかったです。
●お隣さんA
実家の井戸水が出るからといって、汲んで来てくれました。
また、山形まで行って調達してきた食料も分けていただきました。
落ち着いたらまた息子同士外で元気に遊ばせてあげてくださいね。
●お隣さんB
仕事の都合とはいえ、宮城⇔新潟を何度も行き来し、食料やガソリンを分けてくださいました。
感謝してもしても本当に足りないくらいです。
震災当日の夜に飲んだビールは忘れられません。
落ち着いたら今度は笑って飲みましょう。
●各飲食店、スーパーの従業員の方々
自ら被災者にも関わらず、お店を開いていただきありがとうございます。
震災後の翌出社日に食べた塩ラーメンの味は忘れません。
人の繋がりというのは震災の後に残った温かみのあるものではないでしょうか?
今回の地震で心から感じました。
皆さん今回の地震が起こる前までは顔を合わせてもあいさつ程度の方や、顔すら知らない方でした。
助け合って生きる、生きていることを身に沁みて実感しました。
そして
●復興に向けて全力で行動している皆様
私もできることは限られていますが、今やれることをやろうと思います!

2 Comments

  1. 震災は悲惨でしたが、様々な教訓や再発見も私たちにもたらしました。
    私にとって一番は助け合いの温かさ、二番目は消費生活の反省ですね。
    今は涼しいので冷蔵庫も空っぽにして電気を切っています。照明も半分にしています。昔に帰ったようでかえって落ち着きます。

  2. 世の中が本当に便利になりすぎて要らないものまでがあたり前になっていたと気付かされました!
    これを教訓に私たちができること、考えていきたいと思います。

コメント

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