虫よけ薬の種類

こんにちは。宮城本社の伊藤です。

暑さも日に日に上がってきて、コロナ禍とはいえ外での活動が少しずつ増えてくるかと思います。
そんな時に、「虫刺され」気になりますよね。

ちょっと興味があって虫刺され薬を調べてみたところ、大きく4種類くらいあるようで、用途や使用対象者によって使い分けると良いようです。

①ディート
一番定番の種類で、昔からの虫よけスプレー、塗布薬として使われています。
あまり大量に摂取してしまうと、神経障害や皮膚炎の報告もあるようなので、お子さんに使用する場合はディート含有量10%以下のものにするか、使用を控えめにした方が良いようです。

②イカリジン
2015年に認可された新しい成分で虫よけスプレー、塗布薬で販売されています。
ディートに匹敵する虫よけ効果がありつつ、皮膚への刺激が弱い・ニオイが少ない・お子様にも安心、ということで多くの虫よけ薬に使用されるようになっています。
ただし、ノミ、イエダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ヤマビルなど一部の害虫には効果が薄いようなので、使用する場所によってはディート成分の方が良いです。

③天然成分
ハーブなどの成分を使用し、薬ではなく、害虫の嫌がる匂い成分で虫よけを行います。前述2つに比べると効果的には落ちてしまうようです。
赤ちゃんや本当に小さいお子さんなどに使用したり、薬成分が苦手な方は使用を検討すると良いと思います。

④ピレスロイド
主に設置タイプの虫よけに使用されている成分です。〇ースノーマット、とか、首から下げて使うタイプ(拡散させる)などが大体これです。
ピレスロイドは「選択毒性」で、特定の生物に対してのみ効果を発揮し、人間やペットなどについては体内に入っても分解・排出されるためほぼ無毒という事が研究されており、子供に対して使用しても問題ありません。

という事で、ちょっと長くなりましたが虫よけ対策で、薬を選択する際は使用成分など見てみると、上記のうち何が使われているかわかりますので、参考にしていただければ幸いです。

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