ビスマスの結晶

こんにちは、レッツ本社の大平です。
最近、とある結晶作りにハマっています。

 

ビスマスという金属があるのですが、その結晶がとても神秘的で美しいのです。
こんな感じのものができます。
古代遺跡のようでもあり、未来的でもある、この独特な形状に魅了されてしまいました。
まだまだ初心者なので、小さい結晶しか出来ませんが、さらに経験を重ね、大きい結晶を作れるようになりたいです。
ビスマスの融点は約270℃と低いので、家庭用のガスコンロで溶かすことができます。
ステンレス容器にビスマスの塊を入れ、溶けるまで辛抱強く待ちます。
量にもよりますが、だいたい30分はかかります。

 

ドロドロに溶けたら、表面の酸化膜を取り除きます。(牛乳を温めたときの膜のようなものです)

 

冷える段階で、容器の表面や底から結晶が成長します。
ただ、見た目からはどのくらい成長しているかはまったくわかりません。

 

今だ!と思ったタイミングで、ピンセットで結晶をつまみ上げます。

 

やっていることは非常にシンプルなんですが、タイミングを逃すと結晶が小さすぎたり、ガチガチに冷え固まって取れなかったり…。
融点が低いと言っても、揚げ物をするときの油より100℃くらい高いので、それなりの装備と細心の注意が必要です。

 

自分で作るには少し大変ですが、ネットには大量の素敵な結晶画像がアップされているので
上の画像を見て琴線に触れた方は、ぜひご覧になってください。

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