『誇れるものをこの地に』株式会社高木

会社名株式会社高木(たかもく)
所在地 山形県寒河江市
創業1923年(大正12年)8月
会社設立1946年(昭和21年)11月26日
資本金9000万円
主業種総合建設業、資材販売、建築物の設計及び工事管理
URLhttps://www.takamoku.co.jp/

見積専用システム、原価や請求は別管理と業務ごとにシステムがあり二重入力が生じていた。
原価管理を工事担当と総務が別々に行っていたため数値に相違が生じ、最終的な成果物は総務側システムの金額に合わせるしかなかった。
見積書のフォーマットが社内サーバーにあり、社内に帰って来ないと見積書が作れなかった。
見積から原価・発注・仕入・請求までを一元管理でき、二重入力の手間が解消された。
双方の入力が反映されることにより、整合性が取れたデータをリアルタイムで確認できるようになった。
クラウド化によりネット環境があればどこでも作業可能になり、作業効率が大幅に向上した。

システム構成 レッツ原価管理Go2クラウド 10ユーザー

導入前の課題

見積作成と原価管理が分断され、書式づくりにも手間

もともと見積は専用システムを利用しており、担当者も操作に慣れてはいたものの、見積から原価管理・発注・仕入・請求までを一気通貫で管理する仕組みが整っておらず、二重入力や転記の手間が生じていました。

また、原価管理のデータ入力内容も現場担当と総務の入力値で整合性が取れていなかったり、現金精算のような経費関連は総務側でしか把握していなかったような状況もあり、最終的には総務の入力データを正として調整を行うような状況でした。

他にも、社内サーバーに見積書のフォーマットがあったため、現場担当が一度会社に戻ってきてから見積書を作成するような時間のムダもありました。

選定のポイント

建設業に即した見積・原価機能と、クラウドによる運用のしやすさ

2回にわたるオンラインデモを通じて、レッツ原価管理Go2クラウドの見積機能について「今使っているものよりこちらの方が使いやすそう」と評価しました。

そして、他の業務が一元化されることや、クラウド化によって見積作成環境の改善、アップデートやサーバー管理の手間が軽減される点が決め手となり、導入に至りました。

導入・定着までの歩み

丁寧な訪問指導の積み重ねで、自社運用に合わせた仕組みを構築

2024年8月から段階的に訪問指導を受講し、マスター整備、工事登録、発注・仕入、集計表と、業務の流れに沿って順を追って定着を進めました。その後も見積機能を中心とした追加指導を複数回にわたり受講し、複数の担当者へ横展開しています。
この過程で、以下のような自社運用に合わせた作り込みを行いました。

  • 専用Excelテンプレートの作成 ― 既存の書式に似せた実行予算書をExcelクリエート機能で作成し、システムから発行できる設計を構築。
  • 請求書レイアウトの調整 ― 振込先を書式データ側で切り替えられるようレイアウターを整備。
  • 押印欄付き表紙 ― 既存書式に合わせた押印欄付きの表紙をサンプルから作成。
  • 権限設定 ― 建設部門の利用拡大に合わせ、見積書・集計を中心に、工事閲覧のみ・実行予算可などユーザーごとの権限を細かく設定。

運用開始後も、見積書のExcel出力手順、見積→売上への複写など、日常の細かい疑問もサポートセンターを活用し、スムーズな運用が可能になっています。

導入効果

見積から原価・請求までを一元管理し、担当者ごとの実績把握も容易に

クラウドにより現場拠点からも見積書が入力できるようになり、ムダな移動時間の削減ができました。見積書の機能では実行予算の入力もできるため、高木専用の実行予算書テンプレートなど、自社書式に合わせた帳票も無理なく出力できるようになって活用しています。実績確認は、工事別原価明細書・工事一覧表などの集計により、各担当者が自分の担当工事の実績を随時確認できるようになり、総務側で入力を一元化しつつ必要な人が必要な集計を見られる運用が実現しました。

今後の展望

利用人数の拡大で、全社的な原価把握体制へ

導入効果を実感し、ユーザー数を5から10へと拡大しました。見積・原価・請求をつなぐ一元管理をさらに社内へ浸透させ、全社で原価状況をタイムリーに把握できる体制の強化を目指しています。

最終更新日:2026年8月18日