株式会社藤工業『爽やかな風と水を』

会社名株式会社藤工業
所在地 三重県松阪市
設立1975年12月1日
資本金2000万円
主業種業務用・一般住宅の【空調】や【給排水衛生】設備の<設計施工管理>
URLhttps://www.fujikogyo-ac.co.jp/

重複入力が多く、ムダな作業ばかりで困っていた
決算期はコピペ集計で時間がかかりすぎて困っていた
過去の案件を探すのに時間がかかって困っていた
重複入力がなくなり、作業時間が大幅に短縮できた
面倒な決算集計がなくなり、経理業務が大幅に楽になった
案件情報がすぐに見つかるようになり、検索時間も短縮

システム構成 レッツ原価管理Go2 2クライアント版+レッツ原価管理Go2連携ツール(kintone連携)

導入前の課題

Excel管理による重複入力の多さと、決算時の集計作業に忙殺されていた

以前はすべての業務データをExcelで管理していましたが、運用には多くの無駄が生じていました。特に大きな課題となっていたのが、同じような項目を何度も入力しなければならない「重複作業」です。非効率なやり方で時間ばかりが過ぎていく現状に、担当者として歯がゆさと苛立ちを感じる毎日でした。

また、データが個別のシートに点在していたため、いざ数値をまとめようとしても集計がしにくく、手作業ゆえの入力ミスも頻発していました。中でも決算時の負担は大きく、いくつものExcelシートを行き来しながら、必要な箇所を探してコピー&ペーストを繰り返す作業に膨大な時間を費やしていました。こうしたアナログな管理体制による非効率さを解消し、ミスなくスムーズに業務を行える環境への移行が急務となっていました。

選定のポイント

実務担当者にとっての「使いやすさ」と「集計の柔軟性」を最優先

導入にあたっては、数多くのソフトウェアをリストアップし、デモ環境での試用や担当者からの説明を通じて、徹底的な比較検討を行いました。自社の業務フローに本当にフィットする製品を見極めるために、妥協することなく、じっくりと時間をかけて選定を進めました。

選定の軸として重要視したのは、「誰が見てもなんとなく分かりやすい」といった一般的な簡易さではなく、「実際に日々管理を行う担当者が、最も効率よく使いこなせるか」という実務面での適合性です。

具体的には、長時間作業しても負担にならない画面の見やすさや、入力業務のスピードを落とさない操作性を評価しました。また、これまでの業務で使用していた集計表の形式に合わせて柔軟にデータを出力できるか、という「集計のしやすさ」も決定的なポイントとなりました。

導入効果

集計業務にかかる時間を大幅に短縮し、経営判断に貢献

システムを導入したことで、業務プロセスは劇的に改善されました。以前のような何度も同じ項目を打ち込む非効率な作業は減り、業務は非常に要領よく進むようになったため、全体の作業時間は体感として大幅に短縮されています。

特に効果が顕著だったのは集計業務です。
月末業務にかかる時間は大幅に削減され、煩雑だった決算時の集計作業も効率よく処理できるようになりました。これにより、会計事務所へ提出する資料も簡素化され、経理・管理業務全体の負荷が大きく軽減されています。

もちろん詳細なデータ抽出が可能な分、実務担当者以外には操作が難しい側面はあります。しかし、この集計の柔軟性こそが最大の利点です。上層部や会計士からの突発的な要望に対しても、種類を問わず必要な切り口での集計データをすぐに作成・提示できるため、情報提示までの時間が圧倒的に短縮され、経営の意思決定を迅速にサポートできています。

さらに、過去の工事案件に関する情報がシステム内に集約・一元管理されたことで、検索性が飛躍的に向上しました。これにより、調べたい項目を迅速に見つけられるようになり、情報探索にかかる時間も大きく短縮されています。

今後の展望

kintone連携で更なる効率化を実現。今後の機能改善にも期待

レッツ原価管理Go2導入後も、私たちは今もさらなる効率化を目指しています。最近は、業務管理ツールのkintoneの構築と連携をスタートさせました。これにより、データ活用がよりスムーズになり、さらに効率的な業務運営ができるようになって、大変満足しています。

レッツ原価管理Go2は、もう弊社の業務改善に欠かせない存在になっていますから、今後も現場の声を反映した機能改善が進んで、私たちの成長を支えるより強力なツールへと進化していくことを心から願っています。

最終更新日:2025年12月15日