
会社名 | 株式会社タイカン |
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所在地 | 東京都品川区 |
設立 | 1974年3月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 10名 |
主業種 | 建築物飲料水管理業、給排水、衛生、冷暖房、空気調和設備工事 |
URL | https://www.taikan.biz/ |




![]() | ハードウェアの老朽化やサポート終了で、運用リスクが増大していた。 |
![]() | 操作が煩雑でデータ入力や集計、印刷に時間がかかっていた。 |
![]() | 過去データの修正が難しく、誤った集計が経営判断に影響していた。 |
![]() | 老朽化したシステムからの移行で、安定した運用が可能になった。 |
![]() | 簡単な操作で入力や集計がスムーズになり、業務効率が向上した。 |
![]() | 過去データの修正が容易になり、集計精度が向上した。 |
システム構成 レッツ原価管理Go2 チョイス・ザ機能(原価管理・売上管理・支払査定)
導入前の課題
老朽化したシステムからの脱却
長年にわたり利用してきた基幹システムとハードウェアは、導入から年月が経過し、老朽化が進行していました。動作が不安定になることが増え、修理やメンテナンスのコストも上昇。さらに、メーカーのサポート終了に伴い、故障時の対応が困難になるリスクが高まっていました。このまま使い続けることは現実的ではなく、早急なシステム入れ替えが求められていました。

また、旧システムは直感的な操作が難しく、作業のたびに手間がかかる状態でした。入力作業に時間を要し、従業員の負担が大きく、業務効率の低下が課題となっていました。
さらに、システムの仕様上、過去データの修正が困難であり、誤ったデータの修正や月次集計の見直しに多くの時間を要していました。このため、経営判断の基となるデータの信頼性にも懸念があり、誤った情報をもとに意思決定を行うリスクがありました。
選定のポイント
建設業に最適なシステムを求めて
新システムの導入にあたり、最も重視したのは「現在の業務に適合し、建設業に特化したシステムであること」でした。また、旧システムで問題となっていたデータ集計の手間を大幅に削減できることも必須条件でした。
まず、既存システムの導入販売店に相談し、複数の選択肢を検討。その中で紹介されたのが「レッツ原価管理Go2」でした。実際にデモを試し、操作性や機能面を確認したところ、必要な機能が網羅されているだけでなく、シンプルで分かりやすいインターフェースが大きな魅力でした。特に、入力作業の効率化やデータの一元管理が可能である点が評価され、導入を決定しました。
導入効果
使いやすさが業務効率を向上
導入当初の3〜4ヶ月間は、操作に慣れるための学習が必要でしたが、それを乗り越えた現在では、安定して利用できています。特に、旧システムで課題となっていたデータ集計の手間が大幅に削減され、必要な情報を迅速かつ正確に取得できるようになりました。

得意先ごとの工事一覧、請求・回収残の管理も、旧システムでは複雑で時間を要していましたが、「レッツ原価管理Go2」によってスムーズに行えるようになりました。これにより、経理部門の負担が軽減され、他の業務にリソースを割くことが可能になりました。
特に、仕入先別工事集計表や仕入先別支払予定表の活用により、業者への支払額の管理や支払時の金額照合が容易になりました。これまでは集計ミスや二重確認の手間が発生していましたが、レッツ原価管理Go2では容易に最新情報を取得できるため、業務の正確性と効率が大幅に向上しました。
今後の展望
ペーパーレス化とさらなる効率化へ

現在、社内ではまだ紙媒体で管理している書類が多く残っています。今後は、これらの情報も「レッツ原価管理Go2」に取り込み、ペーパーレス化を進めることで、さらなる業務効率の向上を図りたいと考えています。
また、「レッツ原価管理Go2」には、まだ十分に活用できていない機能がいくつかあります。例えば、より詳細な原価分析や、工事ごとのコスト管理を強化するための機能です。これらを積極的に活用し、経営判断のスピードと精度を向上させることを目指しています。
今後もシステムの活用を深めながら、業務の最適化を進め、より競争力のある経営を実現していきたいと考えています。
最終更新日:2025年6月24日